こんな所に噴水!
2015年 02月 04日
しかし、街の中には芸術作品がギュッとつまっていて、歩いていると上にも下にも前にも後ろにも芸術作品があり、あちらこちらを見て首が痛くなってしまうほど。
だからか、私が無知だからか、フィレンツェに10年以上住んでいても新しい発見、知らない事が沢山。
例えば、先日初めて気が付いたのはヴェッキオ橋の上のチェッリーニの像は、噴水だったという事。
毎日通勤で通っているポンテヴェキオなので、毎日ちらっとは見ているチェッリーニの胸像ですが、去年の末、ふと見るとお水が流れていて、写真を撮ってみました。
何年も修復が必要だったようですが、胸像としてはダメージが目立つわけでもないので長い間放置されていたのかもしれません。
これは、フェラーリが2013年にポンテヴェッキオを通行止めにして行ったプライベートパーティーの代償?お礼?として行ったものの一つのようです。
ちなみにこの修復のお値段は45,000ユーロ+消費税。
このパーティー、いつも通っている橋が通れない、一日だけフィレンツェに観光に来たのにヴェッキオ橋が通れないと警備の人に沢山の人が文句を言っていたもので、私も通れなかった人の一人でした。
詳細を書くと長くなってしまうので、書きませんが、このパーティーを行うにあたり、色々な文句が出てチェッリーニの胸像を修復するようになったそうです。
前市長の話では3時間貸し切りにして120,000ユーロと言っていたのに、貸し切りにした時間は16時間、支払いも約半分ほど。
観光ハイシーズンの6月にこれだけ長い時間を貸し切りにして、支払い額も少ないなど叩かれていましたが、市の資金不足で手の届かない芸術作品色々な企業が修復してくれるのはありがたいことです。
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