コロナの制限がどんどん緩くなり、観光客が増えたフィレンツェの街中を見ていると、コロナは終わったかのような感覚に陥ります。
しかし、まだまだ油断は出来ません。
先日バイオリンコンクールのビデオ撮影をした生徒さんから、予選を通過したという連絡をいただき、「本選に向けてピアノ合わせをしないとね。」とパスクワコンサートのために実家へ帰っていたピアノ伴奏者の子へ連絡すると、、、、
「コロナ陽性だからいつフィレンツェに帰えれるか分からない、、、」という返信が、、、。
ピアノ伴奏が間違えたり、重かったり、合わなかったりすると気が散ってしまい間違えにつながったり、思うように弾けなかったりするので、バイオリンのピアノ伴奏は結構大切なのです。
コンクールのピアノ伴奏者の方にお願いして毎回違う伴奏の方に慣らすのもいいので、娘には慣れさせてきましたが、イタリアのコンクールに色々と参加をしてみると、たまに「もう少しゆっくりめに弾いてください。」と言うお願いに、「楽譜にはこう書いてあるから」とピアニストの好きなスピードで弾くピアノ伴奏の方、「私が間違えても私のコンクールじゃないから、気にしないで弾いてね!」という方も。娘は負けず嫌いなので、このような伴奏者の方に当たった時には、スピードなら誰にも負けないとばかりに超高速で弾いたことも(笑)。
しかし、今回予選に通った生徒さんは、今回は心配だからいつも一緒に練習をしてもらっているピアノ伴奏者の子を本選に連れて行きたいと言っていたのですが、コロナで隔離中。
コロナ前なら少しくらい風邪気味でも練習出来たのに、本当にコロナの時期は色々と大変です。
幸い、来週の本番に向けて今日から新し伴奏の方と合わせが始まります。
ランキングに参加しています。クリックして応援してくださいね! 毎日15分の基礎練習でバイオリンがみるみる上達する練習方法